信州・辰野町の自然

辰野町は、南北に走る中央アルプスと南アルプスに囲まれた、美しい自然豊かな町です。春は桜、夏はホタル、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々に美しい姿を現します。
中でも６月に見ごろを迎えるゲンジボタルは、全国的にも有名な発生地で、毎年ホタル祭りが開催されます。暗闇を彩る無数のホタルは、だれもが息をのむほどの絶景です。

日本の地理的中心に位置している辰野町。

辰野町には、日本の中心であることを示す石碑などが設置された「日本中心の標」があります。そこから少し進んだところにある日本中心の展望台からは、南・北・中央アルプス、八ヶ岳連峰など360度の大パノラマを楽しめます。

しだれ栗森林公園には、国天然記念物にも指定されている「シダレグリ自生地」があります。しだれ栗は、通常の栗の木と異なり枝が傘状に垂れ下がっている不思議な形をしています。その不思議な姿から、さまざまな言い伝えが残されており、パワースポットとして人気を集めています。
公園内にはキャンプ場やバンガロー、ゴルフ場などがあり、リーズナブルな観光拠点としても利用されます。

中央アルプス最北端、経ヶ岳を源とする全長18kmの横川渓谷は、澄んだきれいな清流と、春の眼にまぶしい新緑や秋の紅葉など、一年を通じて訪れる人に自然の息吹を感じさせてくれるスポットです。

国の天然記念物「横川の蛇石」

国天然記念物に指定されている珍しい岩で、白いシマ模様が長々と川底に横たわっている様が大蛇のような姿に見えることから蛇石と呼ばれています。
この蛇石のすぐ横に蛇石キャンプ場があり、簡易水洗トイレと２ヶ所の炊事場が整備されています。

横川渓谷の紅葉

原始林と清流で構成された横川渓谷は各種の樹木があり、紅葉の色も数多いです。
毎年10月末から11月頭に、かやぶきの館で横川峡紅葉まつりが開かれます。

辰野町のほぼ中央、小高い丘にスポーツ・レクリエーション施設が点在する荒神山スポーツ公園があります。
広い園内には、ナイター施設を完備したテニスコート、野球場、ほたるドーム（室内運動場）、陸上競技場、マレットゴルフ場、体育館、武道館などがあり、本格的なスポーツから気軽なピクニック、美術館、昆虫館など行楽に最適です。
また、スポーツで心地よい汗を流した後は、「たつのパークホテル」と「湯にいくセンター」の温泉が、疲れを解きほぐしてくれます。